定番のミリタリーフライトジャケットとはどんなものなのか
定番のミリタリーフライトジャケットとはどんなものなのか
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ミリタリーフライトジャケットといえば元々は空軍が使用していたもので、本物のフライトジャケットは機能性を重視して作られています。
一般のファッションブランドからもいくつかミリタリーフライトジャケットは販売されていますが、今回のブログではフライトジャケットを3つ紹介するのでミリタリーファッションに興味のある方は理解しておきましょう。
街着にも最適なMA-1
MA-1はフライトジャケットの中でも装飾品が少なくシンプルな外観をしていて、ブルゾンのようなデザインで右の腕部分にはポケットが装備されています。
初期の頃のMA-1はレザー素材を用いて作られていましたが後からナイロン素材に移行しています。
MA-1はレスキューカラーと呼ばれる発色の良いオレンジ色がインナーに使われていますが、レスキューカラーの裏地はパイロットの視認性を高めるために採用されているものです。
MA-1はボーイッシュなファッションが好きな女性に適しています。
着こなすときはビッグシルエットにスキニーパンツなどを合わせると個性的なファッションを構築できるでしょう。
男性ならデニムパンツと合わせて着用すればラフなアメカジファッションを作ることができます。
MA-1はファッションブランドからも販売されていて個性的なものもあります。
例えばナイロンやレザー以外にデニム素材を用いて作られたMA-1も販売されていて、デニム素材のMA-1はデニムジャケットのような感覚でラフに羽織る事ができるのがメリットです。
ミリタリー色は通常のMA-1よりも軽減されているのでハードなスタイルはちょっと着づらいという人にマッチするのではないでしょうか。
またセレクトショップで扱っているMAー1は体のラインを意識したものもあり、本物のMA-1よりもスタイリッシュなサイジングで構成された商品でスキニーパンツなどと合わせてきれいめに着こなせます。
ダボッとしたサイズ感が苦手な方にセレクトショップ系のMA-1は適しています。
冬場に使えるN-3B
N-3Bは定番のミリタリーフライトジャケットの1つで、保温性が高く真冬に着用できる仕様をしています。
N-3Bは1950年の半ばくらいにアメリカ空軍のフライトジャケットとして採用されたN3の後継にあたる商品でマイナス30度の環境下でも着用できます。
丈が長く作られたフライトジャケットですので、コートのようにスーツと合わせて着用することもできますし、スキニーパンツなどの細いボトムスと合わせるスタイリッシュに着こなすこともできます。
N-3Bは本体のフード部分にボリュームのあるファーが装備されていて首周りが暖かい仕様で、男性だけでなく女性が着用してもスタイリッシュに着こなせるアイテムなので、大人のミリタリーファッションをしたいときに使えるでしょう。
女性用のN-3Bは体のラインに沿ったサイジングで作られているものがありますし、優しい風合いのベージュカラーN-3Bなどもあるので無骨なミリタリーファッションが苦手な人も着こなしやすいでしょう。
大きなフードとファーが特徴的なN-2
N-2は1945年にアメリカ陸軍航空隊で採用されていたジャケットで、ナイロン素材を使い作られた初のフライトジャケットで保温性と機動性が優れています。
MA-1 に近いディティールをしているのですがN-2は大きなフードが取り付けられていて、フード部分にはコヨーテファーやムートンなどが採用されています。
また、機動性を高めるために着丈を短くして袖にニットリブが採用されているのも特徴です。
N-2はファッションブランドからもい柄販売されていて、中には個性的なものもあり、例えばヒステリックグラマーのN-2はブランドオリジナルのワッペンなどが取り付けられているので、一般的なN-2よりもカジュアルなデザインで個性を出しています。
男性以外に女性でも着こなせるフライトジャケットはある
無骨なミリタリーフライトジャケットは女性用のものもいくつかあります。
ファッションブランドのMA-1はシンプルな見た目と細身なサイジングをしているので女性でも違和感なく着用できるでしょう。
またスタイリッシュなデザインのフライトジャケットがほしいときはN-3Bが適しています。
機能性と保温性を意識したフライトジャケットがほしいならN-2がマッチするでしょう。