偽物の見分け方は?ラルフローレンを古着で購入するときの注意点
偽物の見分け方は?ラルフローレンを古着で購入するときの注意点
この記事を読むための時間:3分
高価なブランド品でも、古着なら安く手に入れられることがありますが、せっかく買ったブランド品が、悪質な偽物だったら嫌ですよね。
偽物なのにしっかり作られていたりすると、素人目には判断しずらいものです。
しかしポイントさえ押さえておけば、偽物と本物をある程度見分けることが出来ます。
今回は、ラルフローレンの偽物の見分け方についてご紹介していきます。
安すぎる古着には注意!
多くのブランド品は、ひとつの製品を作りだすのに多額の費用をかけています。
素材ひとつひとつからデザイン、製法などの全てにおいて、強いこだわりとプライドを持って製作しているため、ブランド品が高価なのは、ハイクオリティの保証でもあるのです。
ラルフローレンは世界中でライセンス契約・生産を行っているので、国によって質、値段が変わってくる物もあり、また、正規輸入か並行輸入かによっても、販売値段が変わって来ます。
ですが極端に安い値段で販売されているものは、古着でも偽物と考えて良いでしょう。
特に状態も悪くないのに、1000円~3000円程度で販売されているものには注意が必要です。
刺繍は重要な判別ポイント
ラルフローレンのトレードマークと言えば、ポニーの刺繍で、ポロプレイヤーやポニーロゴとも言われています。
このポニーの刺繍が、偽物と本物を見分ける大事な部分となり、本物のポニーは、馬の脚が4つと尻尾がひとつあるのですが、お粗末な偽物だと、足が3つだったり尻尾が無かったり、さらに本来まっすぐなポロスティック部分が、歪んでいることもあります。
まずはそこで判別しましょう。
また、本物のポニーはとても細かく立体的に刺繍されているのですが、この刺繍が荒かったり、輪郭がぼやけているものは間違いなく偽物です。
ラルフローレンのポニーは複雑な形をしているので、偽物だとその技術が再現出来ず、本物との差が出てきます。
ビッグポニー(ポニーの一種)の刺繍だと、ポロスティック部分の裏地に補強布が当てられているのですが、裏を見てこの補強布が無いと偽物です。
ですが古着の場合、本物でもこの補強布が外れて販売されていることもありますので、購入する前にお店の人に確認しましょう。
また、文字が綴られている刺繍が施されている製品の場合、偽物は文字の綴りに線が入っていることがあります。
やはり偽物と本物では刺繍技術に差が出るので、刺繍は重要な判別ポイントとなります。
タグの細かい部分でも判別出来る
刺繍のほかに、タグでも偽物と本物を見分けることが出来ます。
ラルフローレンのタグには独自の工夫があり、ひとつは襟部分のタグです。
この襟部分のタグと言うのは、何度も着ているとすぐボロボロになってしまう部分になるため、ラルフローレンのタグは、簡単に取れないように折り返して縫い、さらに四隅に三角ステッチが施されているのですが、偽物だとこのタグがペラペラだったり、三角ステッチが施されていないことが多く、こうした細かい工夫をすることで、より丈夫な製品になっているのです。
また、製品情報が記載されている表示タグにも一工夫があるのですが、この二つ折りのタグには、使用している素材や洗濯方法の他、生産ライセンスを持った企業名と、その企業の住所と電話番号が記載されていまして、この企業名が無かったり、企業名のみの記載だと偽物です。
そもそも偽物には、このタグすら付いていない物があります。
古着だとタグが取れてしまっている場合もありますが、判別が難しいので、そういったものは購入しないことをおすすめします。
あらゆる方法で偽物を避けよう
いかがでしたでしょうか。
最近の偽物品は精巧に作られているため、偽物と本物をぱっと見で区別するのは難しいと思います。
ですがこうやってポイントを抑えることにより、ある程度は偽物を避けられるようになるでしょう。
他にも、ラルフローレンの古着は、信頼出来るリサイクルショップで購入するなど、偽物を掴まされない方法は沢山あります。
これらを駆使して、素晴らしい古着を手に入れて下さい。