失敗しない古着のお手入れ方法!ジーンズは洗うことで寿命が延びる
失敗しない古着のお手入れ方法!ジーンズは洗うことで寿命が延びる
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色落ち具合やダメージの加減が気に入って購入した古着のジーンズは、その風合いを損なうことを避けるため洗わない選択をする人もいますが、洗わなければジーンズの生地が傷む可能性が高くなったり臭いが強くなったりするので、気に入ったジーンズを長く穿けなくなってしまいます。
色落ちやダメージの進行を防ぎながら洗う方法をまとめたので、ご紹介します。
準備するものと事前チェック!
ジーンズの手入れの前に、使っても大丈夫な洗剤か確認します。
蛍光剤が入っている洗剤は漂白効果もあるので使用を避けましょう。
ジーンズ用の洗剤も売ってますが、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)があれば大丈夫です。
裾などの汚れやすい部分をチェックして、汚れがひどい場合はたわしや歯ブラシで予洗いします。
薄めたおしゃれ着用洗剤を汚れが気になる部分に染み込ませ、擦らず、軽く叩くように歯ブラシなどで洗います。
擦ると部分的に色落ちしたり、ダメージが進んだりするので注意しましょう。
このとき、染み込ませた洗剤が茶色くなるだけなら色落ちするの心配は少ないと判断できますが、紺色(ジーンズの青色)になると色落ちする可能性が高くなります。
洗うのではなく、薄めた洗剤につけ置きするだけにしましょう。
水で手洗いする!
洗濯機やお湯では色落ちやダメージが進む可能性が高くなるの、色落ちする可能性が低いなら、洗濯機ではなく水で手洗いしましょう。
大きめのタライか浴槽に水を張り、適量のおしゃれ着用洗剤を入れ、ジーンズを浸し、手で擦らず揉むように洗いましょう。
色落ちやダメージが進むのを避けるため、2〜3分揉み洗いしたら10分ほどつけ置きします。
水を2回入れ替えて揉み洗いし、泡がでなくなればすすぎは終了です。
手で絞るとダメージが進むため、洗濯機で脱水するのがおすすめで、目安としては、1分ほど脱水して水が垂れなくなっていれば大丈夫ですが、それどももしもまだ水が垂れる場合はもう1分脱水します。
干すなら風通しがよい日陰!
脱水が終わったジーンズを干す際には日陰でも紫外線は当たるため、色落ちしないように裏返しにして、風通しのよい日陰に干しましょう。
乾きやすくなるように、ジーンズは筒状になるよう、洗濯バサミでジーンズのウエスト部分を広げて留めるか、針金のハンガーの両サイドを曲げU字にしてかけて、シワを伸ばし、形を整えて干します。
物干し竿があればジーンズの片方の足を通して干すことができ、2本あれば平行にかけた物干し竿に両足を通して干せば形も整い早く乾かすことが可能です。
ダメージジーンズや少しの色落ちも避けたいときの対処法!
古着のジーンズでダメージがあり、現状よりダメージを進めたくない場合は輪ゴムを使うと効果的です。
ジーンズのダメージがある部分をねじりながら丸めて輪ゴムで縛って固定して、あとは水で手洗いしますが、この部分は生地が重なっていて洗剤が残りやすいので念入りすすぎを行うことが大切です。
輪ゴムは干す直前で外し、シワをしっかり伸ばしましょう。
予洗いの時点で洗剤に紺色がにじみ出したり、少しの色落ちも避けたかったりする場合はアイロンのスチームを使いスチームをジーンズに吹きかけることで、生地についた臭いを飛ばし殺菌することが可能です。
汚れや皮脂、汗などのよって繁殖する細菌は、ジーンズの生地を傷めてしまいますので、水で手洗いする場合でも、毎回洗うのではなくあいだにアイロンのスチーム処理を挟むことで、より色落ちやダメージの進行を防げられるのでおすすめです。
正しくお手入れすれば古着のジーンズを長く穿くことができる!
古着のジーンズは色落ちしにくい洗い方で正しくお手入れをすれば、お手入れしない場合より長く穿くことができる可能性が高くなります。
その古着のジーンズは、他に同じ状態のものはない、世界であなただけのアイテムです。
そのあなただけのアイテムを長く使っていくために、ご紹介したお手入れ方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。