ミリタリージャケットの迷彩には種類があります
ミリタリージャケットの迷彩には種類があります
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状況に応じて自分の姿を見えにくくする迷彩服ですが、単に迷彩服といっても様々な種類があります。
一般的に思い浮かぶものは緑色をしたデザインのものですが、砂漠の砂をイメージしたものや様々な環境にマルチに対応できるものもあり、サバゲーだけでなく普段のファッションにも取り入れられている物なので、代表的なものだけでも覚えておきましょう。
一番オーソドックスなウッドランド迷彩
ミリタリー迷彩で最も一般的と言っていいものが、ウッドランド迷彩になります。
迷彩と聞けば誰もが一度は思い浮かべるデザインで、1981年から2006年までアメリカで採用されていたデザインで、ウッドランドは森林地帯という意味があり、森林でその本領を発揮します。
洋服にもよく使われるデザインで、一番馴染みのある迷彩の種類といえます。
このウッドランド迷彩をベースに色々な種類の迷彩柄が作られており、柄をデジタル化して小さくしたものがピクセルカモ迷彩です。
陸自迷彩も同じようなデザインであり、春から夏の森林や草原でその効果を発揮します。
しかし、いかにもミリタリーな雰囲気を出す迷彩柄でもあるので、周囲を威圧しないように注意が必要です。
砂漠で活躍デザート迷彩
ミリタリーすなわち軍が活躍する場は森林地帯だけではなく、砂漠で活動をしなければいけないこともあります。
その際にウッドランド迷彩では、緑色が砂漠の薄茶色に映えてしてまいカモフラージュできません。
そこで活躍する物がデザート迷彩で、これにもいくつか種類があります。
代表なデザインにはチョコチップ迷彩というものがあり、濃い茶色に薄い茶色の部分そして小石をイメージしたデザインが付け加えらたもので、この小石がチョコレートクッキーに似ていたことから、チョコチップ迷彩と呼ばれるようになりました。
しかし、チョコチップ迷彩は砂漠では逆に目立ってしまうということもあり、兵士には不評な柄です。
これ以外にもデジタル化された柄、より色を薄くして砂漠に近づけたものなどもあり、薄い色のデザート迷彩であれば、市街地でも違和感なく着ることができます。
それぞれの軍をイメージした迷彩柄
ミリタリー迷彩の醍醐味は、それぞれの軍の迷彩柄を使うことができることです。
ロシア軍が好きならデジタルフローラ迷彩で、デジタル迷彩柄であり森林や草原などで効果を発揮します。
ドイツ軍を意識するならフレクター迷彩であり、陸自迷彩のように斑点系になります。
ウッドランド迷彩やデザート迷彩などありきたりなデザインに飽きてきたら、ロシアやドイツ軍をイメージした種類を選ぶことも選択肢のひとつです。
ちょっと変わった迷彩柄を選ぶなら
あまり人と被りたくないという場合は、特殊な迷彩を選ぶようにしましょう。
クリプテック迷彩というものがあり、これは爬虫類のうろこのような柄をしています。
緑系や黒系以外にも色の種類が豊富にあり、場面に合わせて使い分けることで周囲と同化することができます。
黒系を選ぶととても威圧感が出てしまうので、着用する場面は選びたいものです。
より特殊なものがリアルツリー迷彩であり、アメリカのハンティング用迷彩になるのですが、写実的な柄が特徴的で、背景に溶け込むことができればまったく気づくことができません。
しかし、このような種類の迷彩柄は、基本的にサバゲーで使うもので、普段の生活で着ていたら不審者に間違えられかねないので、場所を選ぶことが重要ですが、個性を出すという点では、間違いなく個性的なファッションになります。
迷彩といっても種類は限りなく多い
迷彩服は一目見てそれだとわかるものが多いですが、その種類を聞かれると名前を知らないものが多いです。
そのためある程度系統を把握して、それで覚えておくと簡単です。
特殊なものもありますが、日常的に使うよりもサバゲーなどで使うことが主なのでそこも押さえておきましょう。
どの迷彩を買うにしても、自分の好きな柄を選ぶことが大切です。